話題の書
書籍紹介
言
葉
という
果
実
248頁 2381円(税別) 上製本 ISBN161-9
この惑星の地表に発芽し、様々な花を咲かせ貴腐爛熟の果てに種を蒔く、言葉、というもの。言葉の魔術を解明するには、同じその魔術を用いなければならないだろうか。書くという行為それ自体をめぐって懐疑的かつ愉快に書かれたこの書物は、ここにこうした物体が不思議に存在する現象に言及し、宙空に巨大な疑問符を投擲する。
「女か虎か」考/「范の犯罪」再審/小林秀雄という意匠/口を閉ざしたままの皇子について/小林秀雄におけるグラマトロジー/Museeについて/小林秀雄と小津安二郎/暗室と枇杷(目次より)
〈著者紹介〉
中川千春(なかがわ・ちはる)
1961年横浜生まれ。慶応義塾大学文学部国文科卒。近代文芸批評を専攻。 『全国の天気』(詩集 89年、七月堂)。 『詩とは何か―罵倒詞華抄』(詩と詩人とに否定的な言辞を古今東西より集めたアンソロジー、96年、思潮社) ハンブルク市文化局主催「日本ヴィジュアル・ポエジー展」(ハンブルク、フランクフルト、ザールブリュッケン、ウィーン他で97年〜99年巡回開催)「ポエジア・トターレ展」(イタリア・マントヴァ、98年)、日本詩歌文学館主催「日独ヴィジュアル・ポエトリー展」(99年)などに造形作家として参加。
ハンガリーにて
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